8月の終わりに長野の小布施に旅行に行きました。葛飾北斎が晩年過ごした街。大好きな栗の名産地としても知られています。初めての北陸新幹線で旅の始まりです。
長野電鉄に乗り換え小布施駅から、10分程歩くと小布施の街に到着です。
早速、美味しそうな栗の和菓子のお店が目に入りました。
北斎館に到着しました。
続いて高井鴻山記念館に向かいます。栗の木がたくさんありました。
鴻山の書斎の中にも入る事が出来、感動でした。
続いては、お楽しみの栗のお菓子を求めて散策です。いろいろあって迷ってしまいます。ENTOTSU というお店でこだわりのモンブラン朱雀を頂きました。
普通の3倍ほどの大きなのモンブラン朱雀。一口食べると、栗の本当の美味しさが口一杯に広がり、至福の瞬間でした。脇にあるのはチョコやカシスです。少しつけて食べると、またちょっと違う美味しさが広がります。
宿泊は、蔵をリノベーションした枡一客殿という素敵なホテルです。
部屋の名前の代わりに、それぞれの部屋に北斎の絵があります。
鍵のキーホルダーにもお揃いの絵が描いてあります。
翌日は、北斎が最晩年に描いた鳳凰の天井画を観に行きました。当時のまま残っているとのこと。岩絵具の美しさと北斎の創作のエネルギーに胸が熱くなりました。
実り豊かなりんごや栗の小径を歩きながら、80歳過ぎた画狂人北斎が、この街で更なる創作意欲を燃やしていたのかと想いを巡らせました。
一泊でしたが、私の心も豊かに実った素敵な旅でした。北斎さんありがとう^_^