今回は、新宿三丁目にある「追分だんご本舗」さんです。世界堂と言う画材店に行く途中にあります。みたらし団子の味が忘れられず、季節の和菓子も楽しみにしながらついつい足を止めてしまいます。最近は外国人観光客も多く見られます。

その歴史を調べてみると室町時代の武将、太田道灌が鷹狩りの途中にふるまわれた団子が気に入り後に伝わったとあり、歴史の古さにびっくりしました。

室町時代は五本ざしが主流だったそうです。

お店の方に伺うと、当初と同じお団子はないそうですが古くから伝わるのは、焼き団子、みたらし団子、草団子との事。2種類食べてみました。草団子もよもぎの香りが濃くてとても美味しかったです。

太田道灌と言えば、江戸城を築城した人。乾濠(三日月濠)辺りが道灌の築城当初の雰囲気が一番残っているとの事。どこにあるのか調べると、竹橋の東京国立近代美術館の先にありました。

早速、令和元年5月1日にスケッチに行きました。北桔梗門の出口あたりでスケッチしていると、多くの方が出入りしていました。何となく初詣の様なおめでたい気分が伝わりました。この絵はその日の風景です。令和の記念の一枚となりました。

戦乱の時代を生き抜いた道灌も令和と言う時代の平和を祈っている事でしょう。道灌が礎を築いた江戸城も和菓子も今を生きる私たちが、受け継いで行きますね。そんな想いを込めて描きました^_^

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