久しぶりに蔵造りの街、小江戸川越に行きました。

川越市美術館で開催の「生誕130年 小村雪岱ー「雪岱調」ができるまでー」を楽しみに足を運びました。

まずは、友人とJR川越駅近くの「ビストロ ピンキオ」と言うフレンチのお店で美味しいランチを頂きました。

オードブルとメインは好きなものを選べます。写真はあなごとごぼうのテリーヌです。

メインは牛肉のビール煮です。とっても柔らかかったです。

デザートはワゴンの中から、2種類選べます。どれも美味しそうで迷ってしまいました。

店内は女性客で賑わっていました。親しみやすい雰囲気でフレンチを頂けます。お近くの方は是非足を運んでみて下さい(^_^)

そして、いよいよ川越市美術館へ到着です。

チケットの小さな挿絵を見ただけでも胸が高鳴ります。

以前、日本橋三越で見た時もその線描の美しさに感銘を受けましたが、その線描から溢れる人物の表情も素晴らしいものがありました。

また、今回日本画や、装幀にも雪岱ならではの工夫が見られ、新鮮な感動がありました。

こちらの「蝶」という作品右上に舞う蝶を見つめる女性の表情も何とも言えません。

写真はありませんが「桜」という作品では、襖に映る桜の陰も丹念に描かれ、雪岱の魅力を感じました。

掛軸の表装も絵に合わせとても美しくこだわりを感じました。

繊細で情緒溢れる小村雪岱の絵の余韻を残しながら、おしゃれなカフェで美味しい抹茶ラテを頂きました。

 

小江戸川越はいつ来てもホッと気持ちが落ち着き、豊かな気持ちになれる街です。

お土産にはもちろん、お芋の和菓子を買って帰りました(*^_^*)