5月14日は母の日です。誰もが想う母の姿。最近、再び古代文字興味が湧き、「愛」という漢字の語源を調べた所、「振り返りみる心」からきているそうです。つまり「慈しむ心」これが「愛」という漢字の始まりだそうです。

この事を調べた時に、亡き母と京都「永観堂」に旅をした事を思い出しました。今から7年前「京都の美仏巡りをしよう」と盛り上がり計画を立てました。

永観堂と言えば、紅葉の美しい事で有名です。ちょうど紅葉が色づき始めた頃、母と訪れました。山門に着いた時その美しさに感動しました。

お庭には秋草が咲き始めとても風情がありました。野仏も可愛らしく、思わずスケッチしてしまいました。

そしていよいよ今回の旅の目的「美仏」に会いに行きます。「みかえり阿弥陀様」とのご対面です。しかし、御堂の中は階段が多く、母は少し疲れている様子でした。もう無理かとあきらめかけていた時、エレベーターの矢印を見つけました。「これで大丈夫!」ホッとひと息つき、いよいよあの阿弥陀様とのご対面です。

「みかえり」なので、正面からはお顔が拝めません。右側に回り、母とそのお顔をゆっくり拝ませて頂きました。

言葉を交わさなくても2人の思いは一つです。

「本当にここまで一緒に来れて良かったね。ありがとうございます。」とても柔らかな優しい時が流れました。

母が亡くなった今、私にとっての「みかえり阿弥陀様」は、母かもしれません。辛いとき、道に迷ったとき「大丈夫、少しゆっくり歩いてみたら。」と振り返りみてくれている気がします。

皆さんも母の日に素敵な思い出をたくさん作って下さい。そして、会えない方はどうぞお母様の笑顔を思い出して下さい。

尚、この作品は5月24日〜28日に久我山で開催の「さくら工房日本画とはがき絵展」に出品致します。

 

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