3月14日 水戸の「偕楽園」に梅を見に行きました。まずは水戸駅に到着し、黄門様、助さん、格さんにご挨拶。可愛い紅白の梅に囲まれていました。

茨城県立術館「東山魁夷 唐招提寺障壁画展」の後訪れました。

梅は日本的な趣きのある花なので、とても楽しみにしていました。雨も上がりいよいよ偕楽園に到着です。梅の花が見えてきました。

雨に濡れた古木がしっとりとして、これもまた情緒がありました。絵になりそうな素敵な枝ぶりがたくさんありました。

歌川広重の浮世絵風に撮ってみました。

本当にたくさんの種類の梅があり驚きました。

しばらく梅の回廊を楽しむと「好文亭」と書かれた門が見えてきました。ここは偕楽園を創設した水戸藩9代藩主 徳川斉昭が、文人墨客などを集めて歌を読んだりした場所だそうです。

雨に濡れたら茅葺の御門と竹のコントラストが眩しく、全く別世界です。斉昭が意図した「陰と陽の世界」を体感しました。

竹林の中を抜けると「好文亭」に到着です。

部屋の中から、梅を眺めます。何だか歌を詠みたくなります。

急な階段を上り二階へ上がると、素敵な風景が見えてきました。千波湖や梅林が一望でき、とても清々しい気分になります。

斉昭の創意工夫が感じられ、一気に江戸の昔にタイムスリップしました。

実は雨混じりの風が冷たい一日で、写生はほとんどで来ませんでした。暖かい日に是非またゆっくりと訪ねたいです。

おまけ情報です。ランチは水戸駅近くの「ホテルレイクビュー水戸」の「花結び」と言う日本料理のお店でミニ懐石を頂きました。毎月季節の食材を使ったお料理が頂けるそうです。

梅のランチョンマットが可愛い季節のお造りです。

旬の宇治の揚げ物です。筍や蟹爪など、旬の食材が美味しかったです。

デザートはやはり梅ゼリーです。

お腹も満たされ大きなクマに癒されました。

初めての水戸の旅、心が豊かになる素敵な一日でした。