毎年この季節になると見に行く催しがあります。新宿京王プラザホテルの「つるし飾り」です。今年は「盆栽」との共演でした。自然の石を景観に見たてた「水石」にもとても興味を持ちました。日本人の繊細で豊かな心に触れることが出来ました。

貴重な本絹古布を使い90名の皆様が一針一針心を込めて制作された細工物がホテルのエントランスやレストランのまわりに約6500も展示されています。

子供たちの健やかな成長を願う吊るし飾り。心が和みます‥。

エントランスはお雛様とのコラボレーションです。

盆栽は明治時代 、生花や茶道とともに心得るべき礼儀作法とされていたそうです。浮世絵にも残されています。(こちらは複製です。)

さいたま市大宮盆栽美術館の盆栽です。「楓」と「栂」です。

石の模様を観賞する「水石」にも興味を持ちました。こちらは「流石」と言う15cmほどの小さな石ですが、自然の景観を感じます。

「梅花石」です。右手に白い梅の花のような文様があります。福岡県のものだそうで、受験の時にお参りをした「太宰府天満宮」の白梅を思い出しました。

美しい日本の自然と日本人の心から生み出された「盆栽」。ますます興味が湧いてきました。

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