12月16日(土)寒さが厳しくなってきましたが、上野は大勢の人で賑わっていましま。久しぶりに国立西洋美術館で開催の「北斎とジャポニズム」展を見に行きました。
北斎の作品と影響を受けたモネやドガなど多くの画家の作品が並んで観る事ができ、とても見ごたえがありました。
久しぶりに観た印象派の作品も充実していて、その色の美しさ、作者独特のタッチに心打たれました。特にドガの踊り子の表情や色合いに改めて感動しました。
メアリーカサットのこの絵の青はとても印象深く心に残りました。
その他にも北斎漫画は、彫刻や工芸など様々なジャンルのアートに影響を受け与えている事を知り、本当に西洋の人たちに衝撃を与えていたのだな、と実感しました。
特別展の後、常設展も鑑賞しました。リニューアルして初めてです。以前よ多くのコレクションが展示されている様に感じました。
こちらは写真が撮れたので少しご紹介致します。
やはり何度見てもモネの睡蓮は奥深い色合いで印象に残りました。
私の大好きなデュフィの作品。やはりモダンでシャレた線と色合いの感性にいつも心が躍ります。
そしてもう1人敬愛する画家、藤田嗣治の絵もありました。何ともモダンな女性像。背景には金箔を貼ってある様に見えましたが。墨を使ったり和モダンな雰囲気がとても素敵です。
常設展もとても充実した作品が並び、本当に堪能しました。出口には素敵なクリスマスツリーがありました。
さらに外に出ると、ロダンの地獄の門がライトアップされていて、とても幻想的でした。
久しぶりに西洋美術をたくさん観て、いい刺激になりました。そして「画狂人、北斎」の影響力の凄さも感じました。
もう直ぐクリスマス。今年も東京のイルミネーションが楽しい季節になりました(^_^)