10月13日(金)小雨が降り急に寒くなった一日。銀座和光ホールで「鳥たちに詩う  上村淳之展」が開催されていると知り、心躍らせ会場に向かいました。

ショーウィンドウには、心温まる鳥たちの作品が並んでいます。

淳之さんの「之」の字の所にも可愛い鳥が‥。

上村淳之さんは上村松園のお孫さん。現在奈良のアトリエには200種類以上、二千羽以上の鳥たちが生息しているそうです。

和光での個展は意外にも初めてとのこと。今回のために制作された大作はモネのオランジュリの蓮池に想いを馳せ制作されたとのことです。

優しい眼差しで描かれた鳥たちや植物たち。本当にいつまでも観ていたくなる穏やかな作品でした。

一作一作の鳥の表情や背景の草花に寄せる想いに心が安らぎ、本当に温かな気持ちになりました。

中でも印象に残った作品は、岩の上にいる一羽のカワセミと木の葉が一枚。たったこれだけのシンプルな作品ですが、カワセミの顔が本当に愛くるしくて釘付けになりました。

一枚一枚熱心に観ていると店員の方が「こちらをお持ち下さい。」の言われ、「チャイムGinza」と言う和光の情報が満載のきれいな情報誌を下さいました。今回の展覧会の案内も掲載されています。

家に帰り展覧会の余韻を楽しみながら、美味しい珈琲を飲み美しい雑誌にゆっくり目を通しました。

やはり銀座は私にとって、心地よい刺激をくれる特別な場所です。時代は変わっても豊かさを大切に育んで欲しいですね。

 

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